ほとんどの塔頭に茶室がある寺院は?京都・観光文化検定3級過去問

【問題】俗に「(            )の茶面」と称されるのは、千利休の帰依を受けて以来、茶道との関わりが深く、ほとんどの塔頭に茶室があるからである。

 

(ア)妙心寺

(イ)仁和寺

(ウ)建仁寺

(エ)大徳寺

 

京都・観光文化検定験 第11回 3級 第17問

 

【正解】

(エ)大徳寺

 

丸暗記しましょう!

大徳寺は、千利休の帰依を受けて以来、茶の湯の世界と関わりが深く、俗に「大徳寺の茶面」と言われている。

大徳寺の広大な敷地内には20余りの塔頭があります、その中で拝観できる寺院はあまり多くはありません。
拝観可能寺院は、龍源院、瑞峰院、大仙院、高桐院です。

 

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【大徳寺 概略】

臨済宗大徳寺派の大本山で龍寶山と号する。

鎌倉時代末期の正和4年(1315)に大燈国師宗峰妙超禅師が開創しましたが、室町時代には応仁の乱で荒廃し、一休和尚が復興。

侘び茶を開始した村田珠光などの東山文化を担う者などが、一休和尚に参禅すると、大徳寺は茶の湯の世界と縁が深くなりました。

その後、武野紹鴎・千利休・小堀遠州なでの多くの茶人が大徳寺と関係をもつようになりました。

このため、「妙心寺の算盤面」「東福寺の伽藍面」「建仁寺の学問面」などと並んで「大徳寺の茶面(ちゃづら)」と皮肉られたそうです。

 

【アクセス】京都市バス「大徳寺前」下車徒歩すぐ。

【所在地】京都市北区紫野大徳寺町53

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◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください

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