【問題】松ヶ崎大黒天は、五山の送り火の火床がある松ヶ崎東山の麓にある。灯される送り火は何か。
(ア)大文字
(イ)妙
(ウ)法
(エ)船形
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第84問
【正解】
(ウ)法
丸暗記しましょう!
「松ヶ崎大黒天」は、五山の送り火の火床がある松ヶ崎東山の麓にあり、「法」の送り火が灯される。
■火床
「妙」「法」とも鉄製の火床を使用し、その上に松割木を井桁に約1m積み重ねる。
妙の火床103,縦横の最長約100m,法の火床63,縦績の最長約70m。
(出典元 京都市観光協会)
■毎年8月16日の夜8時に点火される「五山の送り火」の内、「妙法」は当山の背後、松ヶ崎山の両峰に点火されます。これは改宗の時、日像上人(日蓮聖人の法孫)が自ら杖をもって松ヶ崎西山に「妙」の字を画かれ、後に下鴨 大明寺(現在は廃寺)の二祖、日良上人が東山に「法」の字を画かれたものであります。
この送り火「妙法」は、お盆の精霊送りの聖火であり、松ヶ崎の心意気・信仰の火であり、さらには日蓮宗の妙法弘布の伝道火でもあります。
(出典元 松ヶ崎 大黒天 公式サイト)
■松ヶ崎 大黒天
山号を松崎山。
寺号を妙円寺(通称は松ヶ崎大黒天)。
霊峰比叡山の西南、松ヶ崎山の麓にある、妙円寺(松ヶ崎大黒天)は遠く約400年前の江戸初期の開創。
福寿開運の大黒天は、京都七福神の第一番の霊場としてご本尊の威徳を慕い、帰依される信者は全国各地多数におよびます。
💡●都七福神まいり●💡
七福神がまつられた寺社をお参りすると縁起がよいとされ、日本各地に「七福神まいり」「七福神めぐり」の風習があります。
七福神信仰は、室町時代に京都で始まり、次第に各地へ拡がっていったと言われています。
都七福神は、ゑびす神―ゑびす神社、大黒天―松ヶ崎大黒天(妙円寺)、毘沙門天―東寺、弁財天―六波羅蜜寺、福禄寿神―赤山禅院、寿老神―革堂、布袋尊―萬福寺。
【所在地】京都市左京区松ヶ崎東町31
【アクセス】
叡山電車「修学院」下車徒歩約10分
地下鉄烏丸線「松ヶ崎」下車徒歩約20分
市バス北8「松ヶ崎大黒天」下車徒歩約5分
★京都・神泉苑で浄化祈願したパワーストーンブレスレットSHOP Little Genie Stone
◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください