【問題】代々、西本願寺の保護を受けた茶道家元はどこか。
(ア)表千家
(イ)裏千家
(ウ)武者小路千家
(エ)藪内家
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第35問
【正解】
(エ)藪内家
丸暗記しましょう!
「藪内家」は代々、西本願寺の保護を受けた茶道家元である。
■藪内流(やぶのうちりゅう)
茶道流派の一つ。古儀茶道藪内流とも。浮薄を戒め利休時代の茶風を留めているとされるが、これは紹鴎・利休の侘び茶に織部の武家茶の影響をいれたものである。庵号は燕庵(えんなん)といい、織部の考案による相伴席付三畳台目の茶室を指す。家元藪内家は京都市下京区西洞院通正面下にあり、このため上京区にある上流(三千家)に対して下流と呼び習わされてきた。財団法人として薮内燕庵、同門組織としては竹風会がある。
(出典元ウィキペディア)
●古儀茶道藪内家(こぎさどうやぶのうちけ)
藪内家は、寛永17(1640)年、2代藪内眞翁(しんのう)が、本願寺13代宗主良如(りょうにょ)上人に迎えられ、以来、本願寺の茶道師家と流祖剣仲(りゅうそけんちゅう)以来の道統を護持して今日に至っています。
また眞翁(しんのう)は4年後の正保(しょうほう)元年(1644)の正月から本願寺門主への献茶の儀をはじめ、それは今日まで連綿と続けられてきています。
特に、本願寺18代文如(もんにょ)上人は藪内6代比老斎竹陰(ひろうさいちくいん)と茶道を通じて深く親交され、以来、本願寺において大きな法要が執り行われる際には、御堂での献茶が恒例となり今日に至っています。
(出典元http://www.hongwanji.or.jp/dentou/info/001878.html)
■燕庵(えんあん)
藪内家代的な茶室で,古田織部が大坂出陣に際し,京屋敷の茶室を義弟にあたる藪内家初代剣仲に与えたものであると伝えられる。1864年(元治1)の兵火に類焼したあと,摂津有馬の武田儀右衛門が忠実に写し建てていた茶室が移築(1867)されたのが現在の燕庵である。茅葺き入母屋造で,南東隅の入り込んだ土間庇に躙口(にじりぐち)をあけている。三畳台目に二枚襖を隔てて相伴席を付設したのが燕庵の最大の特色である。
(出典元世界大百科事典)
【所在地】京都市下京区西洞院通正面下ル
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