【問題】妙心寺本堂の天井に、『雲龍図(八宝にらみの龍)』を描いた人物は誰か。
(ア)狩野永徳
(イ)狩野山雪
(ウ)狩野常信
(エ)狩野探幽
京都・観光文化検定試験 第12回 3級 第28問
【正解】
(エ)狩野探幽
丸暗記しましょう!
妙心寺本堂の天井に、『雲龍図(八宝にらみの龍)』を描いたのは狩野探幽である。
【雲龍図】
開山関山慧玄国師の300年忌を記念した法堂の建造にともない、狩野探幽が55歳のとき、8年の歳月を要して描きあげたとされる。直径12mあり、龍の目は円相の中心に描かれるが、立つ位置、見る角度によって、龍の表情や動きが変化するように見え、通称「八方にらみの龍」という。
【狩野 探幽(かのう たんゆう)】
慶長7年1月14日(1602年3月7日) – 延宝2年10月7日(1674年11月4日))は、江戸時代初期の狩野派の絵師。狩野孝信の子。
法号は探幽斎、諱は守信。
【妙心寺の歴史】
暦応5年/康永元年(1342年)創建の妙心寺は、京都市右京区花園にある臨済宗妙心寺派大本山の寺院。山号を正法山と称する。本尊は釈迦如来。開基(創立者)は花園天皇。開山(初代住職)は関山慧玄(無相大師)。寺紋は花園紋(妙心寺八つ藤)。
日本にある臨済宗寺院約6,000か寺のうち、約3,500か寺を妙心寺派で占める。近世に再建された三門、仏殿、法堂(はっとう)などの中心伽藍の周囲には多くの塔頭が建ち並び、一大寺院群を形成している。平安京範囲内で北西の12町を占め自然も多いため、京都市民からは西の御所と呼ばれ親しまれている。
(出典元 ウィキペディア)
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【アクセス】
南門
京都駅からJR嵯峨野線「花園」下車
四条烏丸から京都市営バス91号系統「妙心寺前」下車
四条河原町から京都バス61, 62, 63, 65系統「妙心寺前」下車
京阪三条から京都バス61, 62, 63, 65系統「妙心寺前」下車
北門
京都駅から京都市営バス26号系統「妙心寺北門前」下車
四条河原町から京都市営バス10号系統「妙心寺北門前」下車
京阪三条から京都市営バス10号系統「妙心寺北門前」下車
【所在地】京都市右京区花園妙心寺町35