【問題】平清盛坐像(重文)や念仏を唱える空也上人立像(重文)があり、お盆には先祖の精霊を迎える万灯会が行われる寺院はどこか。
(ア)六波羅蜜寺
(イ)浄教寺
(ウ)平等寺
(エ)長楽寺
京都・観光文化検定試験 第9回 3級 第61問
【正解】
(ア)六波羅蜜寺
丸暗記しましょう!
「六波羅蜜寺」には、平清盛坐像(重文)や念仏を唱える空也上人立像(重文)があり、お盆には先祖の精霊を迎える「万灯会」が行われる。
【六波羅蜜寺 (ろくはらみつじ)】
真言宗智山派の寺院。
山号は補陀洛山。
本尊は十一面観音。
開基(創建)は空也。
踊り念仏で知られる市聖(いちひじり)空也(くうや)が平安時代中期の天暦5年(951年)に造立した十一面観音を本尊とする道場に由来し、当初西光寺と称した。
空也は疫病の蔓延(まんえん)する当時の京都で、この観音像を車に乗せて引きながら歩き、念仏を唱え、病人に茶をふるまって多くの人を救ったという。
空也は応和3年(963年)に鴨川岸に僧600名を集めて大規模な大般若経供養会を行ったが、この時をもって西光寺の創建とする説もある。当時、鴨川の岸は遺体の捨て場であり、葬送の場であった。
空也の死後、977年に比叡山の僧・中信が中興して天台別院とし、六波羅蜜寺と改称した。それ以降天台宗に属したが、桃山時代に真言宗智積院の末寺となった。平安末にはこの付近に、六波羅殿と呼ばれた平清盛ら平家一門の屋敷が営まれた。またのちに鎌倉幕府によって六波羅探題が置かれたのもこの付近である。
名称は仏教の教義「六波羅蜜」という語に由来するが、この地を古来「六原」と称したことに由来するとも考えられている。
(出典元 ウィキペディア)
【平清盛坐像(重文)】
【空也上人立像(重文)】
【六波羅蜜寺 万灯会】
◆万灯会は数多くの灯明を人形文字“大”のかたちに点火し、先祖の精霊を迎えます。送り万灯点灯法要は16日18時。
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