【問題】下図は金剛能楽堂の能舞台の平面図である。能舞台にはそれぞれ名称があるが、向かって左奥の方へ延びている手すり付きの長い廊下の部分を( )という。
(ア)後座
(イ)橋掛り
(ウ)地謡座
(エ)鏡板
京都・観光文化検定試験 第10回 3級 第40問
【正解】
(イ)橋掛り
丸暗記しましょう!
能舞台で、向かって左奥の方へ延びている手すり付きの長い廊下の部分を『橋掛り』という。
【橋掛り(はしがかり)】
橋掛かりとは、揚幕から本舞台へとつながる長い廊下部分のこと。
ここには、微妙な傾斜がつけられており、観客から見て遠近感が強く感じられるように設計されているそうです。
この橋掛かりを通って、シテは、揚幕から本舞台へと現れ、消えていきます。
それは、亡霊が現れては消えていく、能の物語そのものです。
まるで、橋掛かりが、あの世とこの世を結ぶ道のようです。
【アクセス】地下鉄烏丸線今出川駅より徒歩5
【所在地】京都市上京区烏丸通中立売上ル
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◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください
【問題】現存する最古の能舞台(国宝)がある寺院はどこか。
(ア)観智院
(イ)興正寺
(ウ)佛光寺
(エ)西本願寺
京都・観光文化検定試験 ...