【問題】僧俊寛が平家打倒の密議を行なった山荘跡の碑が残り、京の伝統野菜のかぼちゃにもその地名が冠されている所はどこか。
(ア)壬生
(イ)聖護院
(ウ)九条
(エ)鹿ヶ谷
京都・観光文化検定試験 第9回 3級 第63問
【正解】
(エ)鹿ヶ谷
丸暗記しましょう!
『鹿ヶ谷』には、僧俊寛が平家打倒の密議を行なった山荘跡の碑が残り、京の伝統野菜のかぼちゃにもその地名が冠されている。
【僧俊寛】
後白河法皇の側近で法勝寺執行の地位にあった。
安元3年(1177年)、藤原成親・西光らの平氏打倒の陰謀に加わって鹿ヶ谷の俊寛の山荘で密議が行われたとされています。
⬛『源平盛衰記』によると、藤原成親は松の前・鶴の前という二人の殿上童を使って、俊寛を鹿ケ谷の陰謀に加担させたという事になっています。
松の前は美人だが愛情の足りない女で、
鶴の前は不美人だが愛情に溢れた女でありました。
成親がこの二人に俊寛の酒の相手をさせた所、鶴の前に心をよせて女児を生ませました。
すっかり鶴の前に心を奪われた俊寛は、謀反に加担する事を同意しました。
しかし、密告により陰謀は露見し、俊寛は藤原成経・平康頼と共に鬼界ヶ島(薩摩国)へ配流されました。(鹿ケ谷の陰謀)
⬛鹿ヶ谷かぼちゃ
【鹿ヶ谷かぼちゃ】
文化年間に津軽国よりカボチャの種子を持ち帰った山城国粟田村(現・京都市東山区粟田口)の農夫が愛宕郡鹿ヶ谷村(現・左京区鹿ヶ谷)の農家に分け栽培されるようになった。当初は菊座型であったが栽培のうちにヒョウタンのような形状となったといわれる。
(出典元ウィキペディア)
⬛俊寛の墓(喜界島)
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