【問題】身重のまま亡くなった女性の幽霊が飴を買い求め、赤ん坊に飴を食べさせていたという伝説がある幽霊子育飴はどこの門前で販売されているか。
(ア)曼殊院
(イ)六道珍皇寺
(ウ)方広寺
(エ)立本寺
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第55問
【正解】
(イ)六道珍皇寺
丸暗記しましょう!
「六道珍皇寺」の門前で販売されている「幽霊子育飴」 には、身重のまま亡くなった女性の幽霊が飴を買い求め、赤ん坊に飴を食べさせていたという伝説がある。
■起源・ 由来
京都市の東山区松原通の六道の辻近くに飴屋「みなとや 幽霊子育飴本舗」がある。六道の辻は京の葬送の地のひとつである鳥辺山の入口にあたる場所である。
「みなとや」で売られている「幽霊子育飴」に添えられた由来によれば、慶長4年(1599年)に女性が亡くなり埋葬され、数日後にその土の中から子どもの泣き声が聞こえてきたので掘り返すと、亡くなった女性が生んだ子どもであった。ちょうどそのころ、毎夜飴を買いに来る女性があったが、子どもが墓から助けられたあとは買いに来なくなったので、この飴は「幽霊子育ての飴」と呼ばれるようになった。その時助けられた子どもは8歳で出家し高僧となった、とのことである。
(出典元 ウィキペディア)
【六道珍皇寺】
臨済宗建仁寺派の寺院。
山号は大椿山。本尊は薬師如来。
8月7 – 10日の六道詣り、小野篁が冥界に通ったと伝わる井戸(寺宝展等の特別公開時を除き非公開)で知られる。通称:六道さん。この付近が「六道の辻」であるとされる。
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【アクセス】
京都市バス清水道バス停西へ徒歩
京阪本線「祇園四条駅」下車徒歩約7分、または「清水五条駅」下車徒歩約8分
【所在地】京都市東山区大和大路通四条下ル4丁目小松町595