【問題】6月20日、法螺貝(ほらがい)の合図で法師が掛け声とともに青竹を伐る「竹伐り会式」が行われる寺院はどこか。
(ア)鞍馬寺
(イ)清水寺
(ウ)西芳寺
(エ)延暦寺
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第43問
【正解】
(ア)鞍馬寺
丸暗記しましょう!
「鞍馬寺」では、6月20日、法螺貝(ほらがい)の合図で法師が掛け声とともに青竹を伐る 「竹伐り会式」が行われる。
寛平年間(889~897年)、護摩の行をしている峯延上人に、北の峰から大蛇が現れて上人に襲いかかった。上人は真言を唱えて調伏した。すると別の大蛇が現れたが、鞍馬の御香水を守護することを誓ったので上人に許され、里人に神として祀られたという伝説がある。前者の蛇が雄、後者の蛇が雌といわれる。竹伐り会式はこの伝説に因んで始まった。
当日、本殿前に四本の竹が用意される。根のない太竹が雄大蛇、根のついた細い竹を雌大蛇に見立てる。
江戸時代の中期ごろから法師たちが近江座と丹波座に分かれて勝負を争い、勝った方が豊作と、年占いになった。
(出典元http://www.girei.jp/seasonalterms/kurama.htm)
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【アクセス】
叡山電車 鞍馬下車 徒歩約5分
山頂の本殿までは、更にケーブル2分と徒歩10分又は徒歩のみ30分
【所在地】京都市左京区鞍馬本町1074