「神事にまいらっしゃれ」の神事触れで始まる奇祭は?京都検定三級合格!

【問題】「神事にまいらっしゃれ」の神事触れで始まる洛北の奇祭は何か。

 

 

(ア)五月満月祭

(イ)貴船の水まつり

(ウ)花背の松上げ

(エ)鞍馬の火祭

 

京都・観光文化検定試験 第12回 3級 第50問

 

【正解】

(エ)鞍馬の火祭

 

 

丸暗記しましょう!

「鞍馬の火祭」は「神事にまいらっしゃれ」の神事触れで始まる。

 

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【鞍馬の火祭】

■京都府京都市左京区鞍馬にある由岐神社例祭の一つ。京都三大奇祭の一つ。

■祭事は毎年10月22日(時代祭と同日)の夜に行われます。

18時頃より、「神事にまいらっしゃれ」という神事触れの合図により集落の各戸に積まれた松明に点火。

初めは主に子どもが小さな松明を、その後は大人が比較的大きな松明を持って「サイレイヤ、サイリョウ」(祭礼や、祭礼の意)のかけ声と共に集落内を練り歩き、「仲間」と呼ばれる御旅所へ向かいます。

20時頃より、各仲間からの大松明が鞍馬寺山門前に向かいます、ら各松明は山門前にひしめき合い、その後石段下の一ヶ所に焼き捨てられるます。

石段奥の注連縄が切られて、八所大明神、由岐大明神の順序で神社から神輿が下ります。参道が急なため、スピードが出過ぎないように女性が綱を牽きます(この綱を牽くと安産になると伝えられるので、若い女性が多く参加しています)。

神輿が降りる際、ふんどし姿の男性が担ぎ棒にぶら下がるが、これを『チョッペン』という。これは元服の儀式であり、鞍馬の男性にとっては一生に一度となる成人の儀式です。

神輿が集落内を練り歩き、御旅所に安置されます。

神楽の奉納のあと、神楽松明が境内をまわります(24時頃終了)。

翌2時頃、神輿が御旅所から神社に戻る「還幸祭」が行われ、祭事のすべてが終了します。

 

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◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください

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