【問題】東山山荘の遺構である観音殿と東求堂の2棟が国宝に指定されており、観音殿の通称が寺院全体の呼称として定着している世界遺産の寺院はどれか。
(ア)金閣寺
(イ)銀閣寺
(ウ)三十三間堂
(エ)平等院
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第22問
【正解】
(イ)銀閣寺
丸暗記しましょう!
世界遺産である『銀閣寺』は、東山山荘の遺構である観音殿と東求堂の2棟が国宝に指定されており、観音殿の通称が寺院全体の呼称として定着している。
■銀閣寺 観音殿
正式名は慈照寺(じしょうじ)
臨済宗相国寺派の寺院。
相国寺の境外塔頭である。
室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園を有する。
室町幕府8代将軍足利義政が鹿苑寺の舎利殿(金閣)を模して造営した楼閣建築である観音殿は銀閣(ぎんかく)、
観音殿を含めた寺院全体は銀閣寺(ぎんかくじ)として知られる。
山号は東山(とうざん)。
開基(創立者)は足利義政。
開山は夢窓疎石とされている。
夢窓疎石は実際には当寺創建より1世紀ほど前の人物(故人)であり、このような例を勧請開山という。
■東求堂
東求堂(とうぐどう)は一重入母屋造、檜皮葺きで、文明18年(1486年)の建立である。軒は疎垂木、組物は舟肘木を用いる。義政の持仏堂として建立されたものであるが、様式的には住宅建築の要素が強い。
【アクセス】
●京阪電車 出町柳下車 市バス 銀閣寺道下車 徒歩約10分
●市バス 銀閣寺前下車 徒歩約5分
【所在地】京都市左京区銀閣寺町2
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