【問題】豆乳を煮立てて表面に生じた薄い膜を細い棒などで引き上げた食品で、生のものや乾燥させたものがおみやげとして人気のあるものは何か。
(ア)湯葉
(イ)豆腐
(ウ)生麩
(エ)くずきり
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第75問
【正解】
(ア)湯葉
丸暗記しましょう!
「湯葉」は、豆乳を煮立てて表面に生じた薄い膜を細い棒などで引き上げた食品で、生のものや乾燥させたものがある。
■湯葉
豆腐との最大の差は製造方法である。
豆腐はにがり等の凝固剤を使用して、大豆の植物性蛋白質を凝固(塩析)させたものであり、ゆばは凝固剤を使用せず、加熱により大豆の植物性蛋白質が熱凝固したものである。
しかし、ゆばは凝固剤を使用しないため、大豆から製造できる量は豆腐の約10分の1程度と少ない。
精進料理の材料の一つとして、日本のゆばは約1200年前に最澄が中国から仏教・茶・ゆばを持ち帰ったのが初めといわれ、日本最初のゆばは、現在の京都府京都市と滋賀県大津市の間に位置する比叡山の天台宗総本山の延暦寺に伝わり、比叡山麓の坂本(現在の滋賀県大津市)に童歌「山の坊さん何食うて暮らす、ゆばの付け焼き、定心房」として唄われたことが歴史的な記録に残る。
(出典元ウィキペディア)
●生湯葉
●乾燥湯葉