【問題】多くの種類の苔が庭園を覆い、その美しいさから通称「苔寺」と呼ばれる寺院はどこか。
(ア)円通寺
(イ)西芳寺
(ウ)祇王寺
(エ)龍安寺
京都・観光文化検定験 第10回 3級 第17問
【正解】
(イ)西芳寺
丸暗記しましょう!
西芳寺はその庭園を多くの種類の苔で覆われているため、通称「苔寺」と呼ばれている。
【西芳寺】
臨済宗の寺院で、天龍寺の境外塔頭です。本尊は阿弥陀如来、開山は行基と伝えられ、中興開山は夢窓疎石です。
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。
【庭園】
夢窓疎石の作庭で、上段の枯山水と、下段の池泉回遊式庭園の2つから成っていました。境内北方には上段の枯山水庭園の石組みが残り、この部分には夢窓疎石当時の面影が残っていると思われます。
今日、西芳寺庭園としてよく知られるのは苔の庭で、木立の中にある黄金池と呼ぶ池を中心とした回遊式庭園です。
◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください
【アクセス】
京都バス「苔寺・すず虫寺」下車、すぐ
阪急電鉄嵐山線松尾大社駅下車、徒歩20分
【所在地】
京都府京都市西京区松尾神ヶ谷町56