京の町並みと郊外を描いた国宝の屏風は?京都検定3級過去問!

【問題】今日の町並みと郊外を描いた狩野永徳筆の国宝の屏風はどれか。

(ア)聚楽第図屏風

(イ)風神雷神図屏風

(ウ)洛中洛外図屏風(上杉本)

(エ)保津川図屏風

京都・観光文化検定試験 14 3 29

【正解】

(ウ)洛中洛外図屏風

丸暗記しましょう!

洛中洛外図屏風は、京の町並みと郊外を描いた狩野永徳筆の国宝の絵画である。

出典元ウィキペディア

洛中洛外図は、室町時代後期に成立し、江戸時代まで続いて制作された風俗画の一種である。京都の市街(洛中)と郊外(洛外)の名所や旧跡、四季折々の行事などを一望のもとに描く。ふつう六曲屏風一双の画面に描かれる。本図では、左隻の中央に大きく二条城が描かれ、右隻には豊臣の余光を反映して方広寺大仏殿の威容が配されている。金雲たなびく眼下に京都の町の繁栄の様子が活写され、町の賑わいが伝わってくるようなみずみずしい作品である。作風から江戸も早い時期、狩野派の画家によって描かれた作品と考えられる。(出典元文化遺産オンライン)

狩野永徳

桃山時代の画家。名は州信(くにのぶ)。祖父狩野元信の指導を受け,早くから画才を発揮,織田信長に認められ,1576年の安土築城に際し起用され,一門を率いて天守や御殿の障壁画を制作。のち豊臣秀吉に重用され,大坂城,聚楽第(じゅらくだい),院御所,天瑞寺などの障壁画制作に従事した。作品のほとんどは,建築とともに失われたが,聚光院の襖絵(ふすまえ)《花鳥図・琴棋書画図》は20代前半の作品で,《洛中洛外図屏風》(上杉本)など,筆力の強さと動感に富む表現は,その天才を物語るもの。永徳の素質と,専制君主の美的趣向との結付きによる豪壮闊達(かったつ)な様式は,長谷川,海北ら諸派にも影響を与えて一つの時代様式をつくり,桃山画壇における狩野派の指導的地位を確立させた。

(出典元百科事典マイペディア)

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