源頼朝が洛中の警固のために拠点を置いた地は?京都・観光文化検定3級過去問

【問題】源頼朝が平氏一門の拠点を接収し、朝廷の監視と洛中の警固のために拠点を置いた地はどこか。

(ア)御室           おむろ

(イ)白河           しらかわ

(ウ)六波羅         ろくはら

(エ)鳥羽            とば

京都・観光文化検定験 第11回 3級 第4問

【正解】

(ウ)六波羅       ろくはら

丸暗記しましょう!

六波羅とは源頼朝が平氏一門の拠点を接収し、朝廷の監視と洛中の警固のために拠点を置いた地である。

出典元http://s.kyoto-np.jp/info/sightseeing/michibata/080129.html

出典元http://s.kyoto-np.jp/info/sightseeing/michibata/080129.html

【六波羅とは?】

現在の住所では京都市東山区松原町付近。

鴨川の東岸、五条と七条の間の地で、現在は空也上人が開山した六波羅蜜寺があります。

平安時代以来の重要な歴史上の場所です。
平正盛がここに邸宅六波羅殿(亭)を創設し、孫の清盛が、初め方一町ほどであったものを20余町までに造作して、平家一門が居住しました。このため、平氏政権のことを六波羅政権とも呼びます。

鎌倉時代になると源頼朝がここに京都の邸宅を建て、承久の乱(1221)後は南北の六波羅探題を設置して、京都政界の監視、西国の訴訟事務などの政務を執行する幕府の一大分身機関としました。

鎌倉幕府滅亡後は足利尊氏が陣を構え、旧探題の職員をはじめ多くの御家人を吸収した地ともなりました。なお、洛東中学校内に六波羅探題府址の石碑があります。

(洛東中学は開睛中学校に統合されました)

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