【問題】応仁元年(1467)、応仁の乱の戦端が開かれたとされる場所はどこか。
(ア)上御霊神社
(イ)下御霊神社
(ウ)首途八幡宮
(エ)護王神社
京都・観光文化検定験 第9回 3級 第5問
【正解】
(ア)上御霊神社
丸暗記しましょう!
上御霊神社で、1467年応仁の乱の戦端が開かれた。
■上御霊神社
文正2年(1467)8月18日、上御霊神社の森の合戦から応仁の乱は 始まりました。
前夜17日の夜、畠山政長は自邸を焼いて、一族や、奈良の成身院光宣らと約2,000の兵を率いて布陣し、翌日18日は終日激しい戦いが続き、政長方が退敗した。
これが応仁の乱最初の合戦であるといわれています。
【祭神】
現在の祭神は以下の八柱で、「八所御霊」と称される。火雷神と吉備大臣(吉備聖霊)は後年追加されました。
崇道天皇(早良親王。光仁天皇の皇子)
井上大皇后(光仁天皇の皇后)
他戸親王(光仁天皇の皇子)
藤原大夫人(藤原吉子、桓武天皇皇子伊予親王の母)
橘大夫(橘逸勢)
文大夫(文屋宮田麿)
火雷神(以上六柱の荒魂。)
吉備大臣(吉備真備)
祭神は9世紀前半から民衆の間で広まり、863年(貞観5年)には公式の御霊会で祭られるようになった御霊信仰が元になっています。
⭐️御霊会
御霊会(ごりょうえ)とは、思いがけない死を迎えた者の御霊(ごりょう)による祟りを防ぐための、鎮魂のための儀礼であり、御霊祭とも呼ばれている。
〈出典元 ウィキペディア〉
【アクセス】下鉄烏丸線「鞍馬口」下車、徒歩約5分
市バス(45系統)「烏丸鞍馬口」下車、徒歩約5分
【所在地】京都市上京区上御霊前通烏丸東入上御霊堅町495
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