【問題】鎌倉・室町期になって平安京内に寺院の建立が公認されると、新仏教各宗が寺院を建立した。中でも、当時、室町幕府が支援した天龍寺や相国寺などの宗派は何か。
(ア)一向宗(浄土真宗)
(イ)時宗
(ウ)浄土宗
(エ)臨済宗
京都・観光文化検定試験 第9回 3級 第4問
【正解】
(エ)臨済宗
丸暗記しましょう!
室町幕府が支援した天龍寺や相国寺などの宗派は何か。
【臨済宗(りんざいしゅう)】
禅宗の一派。開祖は唐の臨済義玄。のち楊岐・黄竜二派に分かれた。鋭く厳しい宗風をもち,公案の工夫による修行を重視。日本では鎌倉初期に入宋した明庵栄西みようあんえいさいが黄竜派の禅を伝えたのに始まる。その後の伝来は楊岐派の系統が圧倒的。鎌倉・室町時代に大いに興隆し,室町幕府は五山の制をつくって保護した。
(出典元 大辞林 第3版)
京都五山(きょうとござん)
五山の制のうち京都の禅宗(臨済宗)の寺格、官寺制度。
■京都五山の寺格
南禅寺 - 別格
天龍寺 - 第一位※
相国寺 - 第二位※
建仁寺 - 第三位
東福寺 - 第四位
万寿寺 - 第五位
足利義満の意向により、応永8年3月5日に相国寺を第一位、天龍寺を第二位とする順位変更が行われたが、義満没後の応永17年2月28日に元に戻されました。
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◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください
【問題】千利休の孫に化けてお点前を披露した宗旦狐の伝説が伝わる寺院はどこか。
(ア)大徳寺
(イ)相国寺
(ウ)建仁寺
(エ)東福寺
京都・...