東寺とともに創建された二大官寺は?京都検定第14回3級過去問!

【問題】平安遷都の後に、東寺とともに創建された二大官寺で、現在は石碑のみが残る。この寺院はどこか。

(ア)西寺

(イ)西芳寺

(ウ)西明寺

(エ)西翁寺

京都・観光文化検定試験 14 3 91

【正解】

(ア)西寺

丸暗記しましょう!

平安遷都の後に、東寺とともに創建された二大官寺は西寺である。

■平安京復元模型の西寺(平安京創生館)

(出典元ウィキペディア)

平安京の右京九条一坊(現,京都市南区)にあった官寺。羅城門をはさんで,左京の東寺と対称の位置にあり,右大寺ともいう。797年(延暦16)以前に造寺司が置かれ,造営を開始する。工事は長期間にわたり,主要伽藍(がらん)のうち金堂は820年代,講堂は832年(天長9)に成り,塔はかなり遅れて10世紀初頭に別当の聖宝(しようぼう)が建てた。西寺と東寺とは一体で造営されたが,西寺の別当や三綱(さんごう)は東寺のそれらよりも上位であり,僧綱所(そうごうしよ)が西寺に置かれ,国忌(こき)も西寺で修された事例が多いところから,西寺のほうが格はやや高かったとみられ,国家鎮護の寺として栄えた。

(出典元世界大百科事典)

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