【問題】祇園祭の宵山に旧家が、秘蔵の美術品を展示することを何祭と呼ぶか。
(ア)骨董祭
(イ)着物祭
(ウ)屏風祭
(エ)掛軸祭
京都・観光文化検定験 第11回 3級 第43問
【正解】
(ウ)屏風祭 びょうぶまつり
丸暗記しましょう!
「屏風祭」とは祇園祭の宵山で、山鉾町などの旧家で秘蔵の美術品などが通りから見えるように展示されることをいいます。
【屏風祭とは】
宵々山あたりから、 山鉾町の旧家などで、その主が所有する屏風や調度品、美術品などを飾り付けた座敷が、通りから鑑賞できるように表の格子をはずして開放されます。
屏風を中心とした宝が多いため、屏風祭と呼ばれています。
この屏風祭は江戸時代からおこなわれるようになり、明治に定着したといわれています。明治の画家、上村松園も、この屏風祭に夢中になり、意欲的にスケッチに励んでいたといわれています。
山鉾巡行は「動く美術館」とも、屏風祭は「静の美術館」とも称されています。
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