薄手の絹地を小さく寄せて糸でくくり防染して模様を描く伝統工芸品は?京都検定第11回3級過去問

【問題】薄手の絹地を指先で小さく寄せて糸でくくり、防染して模様を描く伝統工芸品は何か。

(ア)京友禅

(イ)京小紋

(ウ)京繡

(エ)京鹿の子絞

京都・観光文化検定試験 第11回 3級 第32問

【正解】

(エ)京鹿の子絞

丸暗記しましょう!

「京鹿の子絞」は薄手の絹地を指先で小さく寄せて糸でくくり、防染して模様を描く伝統工芸品である。

出典元http://www.jtco.or.jp/

出典元http://www.jtco.or.jp/

【鹿の子絞り(かのこしぼり)】

絞り染めの一種。

総絞りにした模様が小鹿の背のまだらに似ていることからその名で呼ばれています。

その原型は奈良時代にさかのぼり、江戸時代以降に本格的に発展、現在でも主に和装向けの高級品として生産されています。

鹿の子絞りの中でも京都で生産される絹の布に鹿の子を施したものは「京鹿の子絞」と呼ばれ、昭和51年(1976年)には国から伝統工芸品に指定されています。

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日本伝統文化振興機構 京鹿の子絞り

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