【問題】江戸初期に活躍し、孤篷庵の茶室忘釜席などに代表される「きれいさび」と呼ばれる新しい美意識を主張した茶人は誰か。
(ア)古田織部
(イ)金森宗和
(ウ)小堀遠州
(エ)千宗旦
京都・観光文化検定試験 第11回 3級 第22問
【正解】
(ウ)小堀遠州
丸暗記しましょう!
江戸初期に活躍し、孤篷庵の茶室忘釜席などに代表される「きれいさび」と呼ばれる新しい美意識を主張した茶人は「小堀遠州」である。
【小堀 政一(こぼり まさかず)】
一般に小堀遠州(こぼりえんしゅう)の名で知られます。
安土桃山時代から江戸時代前期にかけての大名、茶人、建築家、作庭家、書家。
備中松山藩第2代藩主、のち近江小室藩初代藩主。
遠州流(小堀遠州流)茶道の祖。
道号に大有宗甫、庵号に孤篷庵があります。
政一の茶の湯は現在ではきれいさびと称され、遠州流(小堀遠州流)として続いています。
和歌や藤原定家の書を学び、王朝文化の美意識を茶の湯に取り入れました。
秀吉の時代以前に名物とされた茶道具の多くが秘蔵の品として入手困難となっていたため、新たにこれはという茶道具に銘をつけて宣伝し、名物として認知されるようにしました。
茶室においては織部のものより窓を増やして明るくし、13の窓を持つ「擁翠亭」があります。生涯で約400回茶会を開き、招いた客は延べ2,000人に及ぶと言われます。
(出典元ウィキペディア)
【孤篷庵】
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