【問題】「御簾(みす)」と呼ばれる高級すだれで知られる伝統工芸品はどれか。
(ア)京うちわ
(イ)京扇子
(ウ)京竹工芸品
(エ)京くみひも
京都・観光文化検定試験 第15回 3級 第32問
【正解】
(ウ)京竹工芸品
京都検定3級合格必須の丸暗記文!
「御簾(みす)」と呼ばれる高級すだれで知られる伝統工芸品は京竹工芸品である。
■竹工芸
京都の竹工芸品の特色は、竹そのものの持ち味をそのまま生かしているところにある。これは、それだけ京都の竹が素材としてすぐれているということであろう。中でも、嵯峨野の竹は殊に名高い。京都の簾は技術的に群を抜いており、手作りの高級品は京都でのみ作られているほどである。(出典元京都伝統工芸協議会)
■御簾
すだれ(簾)の高級なものを御簾といい,翠簾とも書く。竹ひごを赤い絹糸で編み,四周に縁(へり)をつけたもので,縁はふつう緑か萌黄地に黒く窠紋(かもん)(木瓜(もつこう)形)を染め付けたものである。幅が広い場合は中にも立縁をつける。これに巻き上げたときかかげておくための鉤(こ)というU字形の金具がつき,ここに鉤丸(こまる)という丸緒の房を下げる。房は黄,赤,黒のだんだらが多い。御簾をかけた上には帽額(もこう)という横布を張る。
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