【問題】京都の伝統工芸品のひとつで、「糸で描く絵画」と呼ばれるほど精緻な技法により生み出され、能装束や婚礼の打掛などに用いられる、経済産業大臣指定伝統的工芸品の名称は何か。
(ア)京繍
(イ)京小紋
(ウ)京鹿の子絞
(エ)京友禅
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第32問
【正解】
(ア)京繍
丸暗記しましょう!
「京繍」は経済産業大臣指定伝統的工芸品で、「糸で描く絵画」と呼ばれ、能装束や婚礼の打掛などに用いられる。
■京繍(きょうぬい)
もともと刺繍は、仏画を刺繍(ししゅう)で表現た掛け物(かけもの)である繍仏(しゅうぶつ)から発展しました。平安建都(794年)の際、繍仏をはじめ貴族の装束や武具を飾る刺繍技術の技術者が組織され、京繍が生まれました。絹や麻の織物に美しい絹糸や豪華な金糸銀糸を使い、花鳥風月をモチーフとした図柄は写実的で、絵画のようです。表現方法も多彩で、現在使われているものだけでも30種類以上にのぼる繍の技法があります。
(出典元https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=5&ManageCode=2000039)
★京都・神泉苑で浄化祈願したパワーストーンブレスレットSHOP Little Genie Stone
◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください
【問題】薄手の絹地を指先で小さく寄せて糸でくくり、防染して模様を描く伝統工芸品は何か。
(ア)京友禅
(イ)京小紋
(ウ)京繡
(エ)京鹿の...