【問題】寿老神をまつる都七福神のひとつで、西国三十三所霊場の第19番札所でもあり、射止めた鹿の腹に生きた子鹿を見て後悔し仏門に入った行円が開山である寺院はどこか。
(ア)革堂
(イ)六角堂
(ウ)因幡堂
(エ)真如堂
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第85問
【正解】
(ア)革堂
丸暗記しましょう!
「革堂」は、寿老神をまつる都七福神のひとつで、西国三十三所霊場の第19番札所でもあり、射止めた鹿の腹に生きた子鹿を見て後悔し仏門に入った行円が開山である寺院である。
■行願寺
行願寺(ぎょうがんじ)は、京都府京都市中京区にある天台宗の寺院。
山号は霊麀山。本尊は千手観音。
通称革堂(こうどう)。西国三十三所第十九番札所である。
行円は仏門に入る前は狩猟を業としていたが、ある時、山で身ごもった雌鹿を射たところ、その腹から子鹿の誕生するのを見、殺生の非を悟って仏門に入ったという。行円はその鹿の皮を常に身につけていたことから、皮聖、皮聖人などと呼ばれ、寺の名も革堂と呼ばれた。
💡●都七福神まいり●💡
七福神がまつられた寺社をお参りすると縁起がよいとされ、日本各地に「七福神まいり」「七福神めぐり」の風習があります。
七福神信仰は、室町時代に京都で始まり、次第に各地へ拡がっていったと言われています。
都七福神は、ゑびす神―ゑびす神社、大黒天―松ヶ崎大黒天(妙円寺)、毘沙門天―東寺、弁財天―六波羅蜜寺、福禄寿神―赤山禅院、寿老神―革堂、布袋尊―萬福寺。
【アクセス】
● 市バス「河原町丸太町」下車 徒歩約5分
●地下鉄「丸太町」下車 徒歩約10分
【所在地】京都市中京区寺町通竹屋町上ル行願寺門前町17
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