八坂神社にある灯籠の伝説にゆかりのある人物は?京都検定第14回3級過去問!

【問題】八坂神社にある灯籠の伝説にゆかりがあり、白河法皇に重用された人物は誰か。

(ア)平忠盛

(イ)平清経

(ウ)平重衡

(エ)平知度

京都・観光文化検定試験 14 3 67

【正解】

(ア)平忠盛

丸暗記しましょう!

八坂神社にある灯籠の伝説にゆかりがあり、白河法皇に重用された人物は、平忠盛である。

■忠盛燈籠

『源平盛衰記』によると、白川法皇が祇園感神院(八坂神社)へ参詣の途中、目にとめられた美しい女房のことを世間では女御と敬称したとか。世にいう祇園女御。

ある五月雨を降る夜、日頃ご寵愛の女御のもとへ、暗い夜道を急ぐ法皇一行が出会ったのが、光る物と手に槌のような物を持ち、白銀の頭毛を逆立てた怪物。あまりの恐ろしさにたじろぐ供づれの北面の武士のなかで、ひとり勇敢に立ち向かったのが平忠盛。蛮勇をふるってとらえて見れば、正体は燈籠に火を点けてまわる感神院の法師だったとか。

褒賞として忠盛に下賜された祇園女御は、すでに法皇の子を懐胎していて、生まれたのが平清盛である・・・と物語は綴っています。

ロマンを今に伝える燈籠は「忠盛燈籠」の名で、八坂神社境内にあります。

(出典元https://www.gion.or.jp/tenkei/忠盛燈籠)

■平忠盛

平安時代末期の武将。正盛の子,清盛の父。永久1 (1113) 年強盗を捕えた功で一躍従五位下に叙せられた。同年の永久の強訴にも父とともに活躍。大治4 (29) 年備前守であった忠盛は,山陽,南海道の海賊追捕を行なった。彼を任用した白河法皇が同年に没し,鳥羽上皇が院政を開始すると正四位下に叙せられ,武名と財力 (国守歴任,および宋との貿易による富) とを背景に,院と密接な関係を結んで昇殿を望んだ。長承1 (32) 年得長寿院造営の賞として待望の内裏昇殿が許され,平氏政権の基盤を築いた。

(出典元ブリタニカ国際大百科事典)

■八坂神社公式サイト

【アクセス】

京阪電車 祇園四条下車 徒歩約5分 市バス 祇園下車 徒歩すぐ 阪急電車 京都河原町下車 徒歩約10分

【所在地】京都市東山区祇園町北側625

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