【問題】七種の香りの餡を包み、ごま油で揚げた( )は、奈良時代遣唐使によって伝わった唐菓子の一つである。
(ア)清浄歓喜団
(イ)真盛豆
(ウ)みたらし団子
(エ)引千切
京都・観光文化検定試験 第15回 3級 第57問
【正解】
(ア)清浄歓喜団
京都検定3級合格必須の丸暗記文!
清浄歓喜団は、七種の香りの餡を包み、ごま油で揚げた清浄歓喜団で、奈良時代遣唐使によって伝わった。
◆清浄歓喜団
奈良時代に中国から入り、平安時代以降は密教関係の寺院がつくり伝えてきた。歓喜天を祀(まつ)る聖天(しょうでん)様では、いまでも信者に分けられ、菓子としてはもっとも古典に属する。形は巾着(きんちゃく)形で八つのひだがあり、福徳円満と繁盛を象徴している。米粉を練った薄皮で小豆(あずき)の漉し餡(こしあん)をくるみ、油で揚げるが、餡に丁字(ちょうじ)、胡麻(ごま)、桂心(けいしん)、白檀(びゃくだん)、肉桂(にっけい)、甘草末(かんぞうまつ)など不老強精の素材を混ぜ、日もちのよいのが特徴である。(引用元日本大百科全書)
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