せりやなずな、などが入った、1月7日に食べる風習があるのは?京都・観光文化検定3級過去問

【問題】せりやなずな、ごぎょうなどが入った(   )は、1月7日に食べる風習がある。

(ア)おから

(イ)七草粥

(ウ)小豆粥

(エ)なます

京都・観光文化検定試験 第15回 3級 第54問

【正解】

(イ)七草粥

京都検定3級合格必須の丸暗記文!

せりやなずな、ごぎょうなどが入った七草粥は、1月7日に食べる風習がある。

 1月7日には、これからはじまる新しい1年を平和に暮らせることを願い、邪気(じゃき)を払う意味で「七草粥(ななくさがゆ)」を食べます。こうした風習は、わが国へは中国から平安時代初期に伝わりました。
 七草というのはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種です。
 もっとも昔は、七種の穀物でつくられ「七種粥(ななくさがゆ)」と呼ばれていたといわれています。米、アワ、キビ、ヒエ、ミノ、ゴマ、アズキとも、米、大麦、小麦、アワ、キビ、ダイズ、アズキともいわれています。
 七草を使うようになったのは鎌倉時代からだそうです。
 それぞれに効用があり、セリは目の充血やめまいを予防、ナズナは消化機能をととのえます。ゴギョウはせきを止め、たんを切る働き、ハコベラは胃炎や胃弱に効果的、ホトケノザは筋肉の痛みに、スズナは胃腸をととのえ熱を下げます。スズシロも胃腸の働きを助ける働きがあります。
 お節料理や新年会など、飲んだり食べたりすることの多い時期。疲れた胃腸をいたわり、不足しているビタミンを補うために、最適なメニューといえます。

引用元 食の医学館

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