【問題】『三尾』と呼ばれるうちの高尾に位置し、「薬師如来立像」「五大虚空蔵菩薩座像」(ともに国宝)を有し、厄除け祈願の「かわらけ投げ」が行われている寺院はどこか。
(ア)神護寺 じんごじ
(イ)高山寺 こうざんじ
(ウ)西明寺 さいみょうじ
(エ)大覚寺 だいかくじ
京都・観光文化検定験 第10回 3級 第19問
【正解】
(ア)神護寺
【かわらけ投げ】
厄よけなどの願いを掛けて、高い場所から素焼きや日干しの土器の酒杯や皿を投げる遊びです。
神護寺が発祥の地とされています。以後、日本各地の高台にある花見の名所などで、酒席の座興として広まったとされます。
神護寺では、境内の売店で素焼きのお皿「厄除けかわらけ」が販売されていますので、地蔵院前の展望広場から錦雲峡に向かって思いっきり投げて、厄除けを行います。
【薬師如来立像】
【五大虚空蔵菩薩座像】
【神護寺 概略】
京都市街の北西、愛宕山(924メートル)山系の高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として知られる。清滝川に架かる高雄橋から長い参道を歩いた先の山中に金堂、多宝塔、大師堂などの堂宇が建つ。神護寺は空海が東寺や高野山の経営に当たる前に一時住した寺であり、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院である。
(出典本 ウィキペディア)
💡関連記事💡
伝源頼朝などの肖像画を有する寺院は?京都検定三級過去問制覇!
【アクセス】JR京都駅、地下鉄烏丸線京都駅からJRバス「高雄・京北線」で約50分
「山城高雄」下車、徒歩約20分 阪急京都線烏丸駅、地下鉄烏丸線四条駅から市バス8号系統で約45分、
「高雄」下車、徒歩約20分
【所在地】京都市右京区梅ヶ畑高雄町5