【問題】藤原道長が自邸である土御門殿の東に建立した九体阿弥陀堂(無量寿院)に始まり、のちに金堂、薬師堂など諸堂を構え大寺院となった。荒神口通寺町東入にその場所を示す石碑がある寺院は何か。
(ア)山階寺
(イ)法勝寺
(ウ)法成寺
(エ)西寺
京都・観光文化検定試験 第19回 2級 第3問
【正解】
(ウ)法成寺
京都検定2級合格必須の丸暗記文!
藤原道長が建立した大寺院で、荒神口通寺町東入にその場所を示す石碑があるのは法成寺である
■法成寺跡
■法成寺
法成寺(ほうじょうじ)は、平安時代中期に藤原道長によって創建された、摂関期最大級の寺院。道長の主邸土御門殿の東にあたる鴨川西岸(東京極大路の東)に建てられ、京極御堂とも称され、道長の異称「御堂殿」「御堂関白」やその子孫御堂流の由来ともなった。現在の京都市上京区東端にあった。荒神口通寺町東入の路傍、京都府立鴨沂高等学校校庭の塀際に法成寺跡を示す石標が立てられている。(出典元ウィキペディア)
康平1 (58) 年全焼。その後再興されたが再度炎上し,文保1 (1317) 年金堂が倒壊して廃絶。(出典元ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
■藤原道長
[966~1028]平安中期の公卿。兼家の五男。娘を次々と后に立て、外戚となって内覧・摂政・太政大臣を歴任、権勢を振るい、栄華をきわめた。晩年に出家し、法成寺を造営。関白になった事実はないが御堂関白と称された。日記「御堂関白記」がある。
(出典元 小学館)