文中に縁日のいみについての説明文があります!知らなかった!(^^;;
【問題】東寺の縁日『弘法さん』の日の前後のみ販売される。有名菓子は( )である。
(ア)どら焼き
(イ)焼きもち
(ウ)法螺貝餅
(エ)幽霊子育飴
京都・観光文化検定験 第11回 3級 第56問
【正解】
(ア)どら焼き
丸暗記しましょう!
東寺の弘法さんで販売される有名菓子は『どら焼き』
江戸時代末期、東寺の銅鑼の上で焼いた棹菓子。秘伝の皮に棒状のこしあんをのせ、くるくると巻いたこのお菓子はお坊さんの副食として作られたもの。
以来、弘法市(弘法さん)の前後三日間(20、21、22日)のみ販売されています。
【東寺 弘法市】(出典元 http://www.touji-ennichi.com)
元々”縁日,,”とは神仏がこの世と”縁”を持つ日とされており、この日に参詣すると大きな功得があるということです。東寺では祖師空海入寂の3月21日を期して毎月21日に御影堂で行われる御影供のことを指しています。
当初は年に1回行われていたものが、1239年以降は毎月行われるようになったそうです。
一方、人々が盛んに参詣に訪れるようになったので、当時『一服一銭』と言われるごく簡素な屋台で茶を商う商人(茶店の前身のようなもの)が出てくるようになり、江戸時代には茶店だけではなく、植木屋や薬屋なども出てくるようになりました。これが現在の「弘法さん」の起源だと言われています。
現在では多数の露店が立ち並ぶ縁日。
縁日を目的とする人も少なくなくなっています。
境内のすぐ横まで広がる露店は常時およそ1200~1300店ほどで、毎月約20万人ほどの人が訪れています。
その内容も様々で、骨董・古着・がらくたなどが売られていますが、フリーマーケットなどと違う点は「みんな一般の人」ではなく「業者さん」が出店しているところでしょう。ほとんどの方が別の場所でお店を構えていて、弘法さんの日には露店を出している、といった感じです。
所在地 〒601-8473 京都市南区九条町1番地
【アクセス】
JR京都駅」(八条口)下車 1.1km 徒歩15分
「近鉄東寺駅」下車 0.6km 徒歩10分
京阪「丹波橋駅」で「近鉄丹波橋駅」乗換え 「近鉄東寺駅」下車 徒歩10分
阪急「大宮駅」で市バス18系統、71系統、207系統乗り換え 「東寺東門前」下車 徒歩1分