【問題】東寺の『終い弘法』はいつ行われるか。
(ア)12月10日
(イ)12月20日
(ウ)12月21日
(エ)12月25日
京都・観光文化検定試験 第13回 3級 第48問
【正解】
(ウ)12月21日
丸暗記しましょう!
東寺の『終い弘法』は 12月21日行われる。
■東寺 弘法市(出典元 http://www.touji-ennichi.com)
元々”縁日,,”とは神仏がこの世と”縁”を持つ日とされており、この日に参詣すると大きな功得があるということです。東寺では祖師空海入寂の3月21日を期して毎月21日に御影堂で行われる御影供のことを指しています。
当初は年に1回行われていたものが、1239年以降は毎月行われるようになったそうです。
一方、人々が盛んに参詣に訪れるようになったので、当時『一服一銭』と言われるごく簡素な屋台で茶を商う商人(茶店の前身のようなもの)が出てくるようになり、江戸時代には茶店だけではなく、植木屋や薬屋なども出てくるようになりました。これが現在の「弘法さん」の起源だと言われています。
現在では多数の露店が立ち並ぶ縁日。
縁日を目的とする人も少なくなくなっています。
境内のすぐ横まで広がる露店は常時およそ1200~1300店ほどで、毎月約20万人ほどの人が訪れています。
その内容も様々で、骨董・古着・がらくたなどが売られていますが、フリーマーケットなどと違う点は「みんな一般の人」ではなく「業者さん」が出店しているところでしょう。ほとんどの方が別の場所でお店を構えていて、弘法さんの日には露店を出している、といった感じです。
💡関連過去問と説明はこちらをご覧ください
■東寺の弘法さんの有名菓子は?京都・観光文化検定(京都検定)三級合格ガイド!
【アクセス】
JR京都駅」(八条口)下車 1.1km 徒歩15分
「近鉄東寺駅」下車 0.6km 徒歩10分
京阪「丹波橋駅」で「近鉄丹波橋駅」乗換え 「近鉄東寺駅」下車 徒歩10分
阪急「大宮駅」で市バス18系統、71系統、207系統乗り換え 「東寺東門前」下車 徒歩1分
【所在地】京都市南区九条町1番地