【問題】柔らかい餅でつぶ餡を包み両面をこんがりと焼いた、上賀茂神社の名物菓子は( )である。
(ア)みたらし団子
(イ)走井餅
(ウ)豆餅
(エ)やきもち
京都・観光文化検定試験 第10回 3級 第55問
【正解】
(エ)やきもち
丸暗記しましょう!
上賀茂神社の名物菓子は「やきもち」である。
【やきもち】やきもちの正式な名称は葵餅といいます。もともとは上賀茂神社で毎年5月に開催される京都三大祭りのひとつ「葵祭」で食べられていたものなのだそうです。
■上賀茂神社の門前には少し離れて二軒のやきもち屋さんがあります。
「神馬堂」と「葵屋」です。
【葵祭り】
葵祭は京都三大祭のひとつです。
平安時代以来、国家的な行事として行われてきた歴史があり、日本の祭のなかでも、数少ない王朝風俗の伝統が残されています。
古典行列は平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発、総勢500名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。
出典元 京都フリー写真素材
■上賀茂神社の拝殿
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【上賀茂神社】
正式名は
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)。
祭神は、賀茂別雷大神 (かもわけいかづちのおおかみ)
賀茂氏の祖神。
「別雷」は「若雷」の意味で、若々しい力に満ちた雷(神鳴り)の神という意味。
■創建については諸説あり、社伝では、神武天皇の御代に賀茂山の麓の御阿礼所に賀茂別雷命が降臨したと伝えられています。
【上賀茂神社アクセス】
市バス・京都バス「上賀茂神社前」下車すぐ。
地下鉄「北大路」「北山」駅より車で約5分。
【所在地】京都市北区上賀茂本山339
◆関連過去問と解説はこちらをご覧ください