【問題】室町末期に禅の精神を取り入れて、「草庵の茶」を創始した人物は誰か。
(ア)一休宗純
(イ)村田珠光
(ウ)三条西実隆
(エ)武野紹鴎
京都・観光文化検定試験 第11回 3級 第33問
【正解】
(イ)村田珠光
丸暗記しましょう!
『村田珠光』は室町末期に禅の精神を取り入れて、「草庵の茶」を創始した。
【村田 珠光(むらた じゅこう)】
能阿弥により整備された会所の茶から能や連歌の影響を受け、
一休宗純との関わりから禅を学び、
能や連歌の精神的な深みと茶禅一味の精神を追求し、
わび茶の精神をつくった。
珠光の作り出した茶室は縮小された4畳半で、書院風の宝形造。
床は一間。
会所では主に飾りと点て出しのために使われていた台子を点茶用の棚として客前に登場させた(南方録)。
珠光のわび茶の茶の湯は珠光により完成されたものとは言えず、富裕層における後継者を得たことによりその精神が残り広められたといえる。後の茶の湯文化の開化までには、およそ80年の月日を要する。
(出典元 ウィキペディア)
【草庵茶室】
草庵➀の風情を取り入れた簡素な茶室。室内の広さが四畳半以下の小さな建物で、草葺(ぶ)きの屋根・土壁・下地窓・躙(にじ)り口などが特徴。千利休(せんのりきゅう)がこの形式を完成させたとされ、茶室というと草庵茶室をいうことが多い。
(出典元 コトバンク)
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