【問題】肖像画の傑作として名高い『伝源頼朝像』や『伝平重盛像』(いずれも国宝)などが伝わる寺院はどこか。
(ア)西明寺
(イ)高山寺
(ウ)神護寺
(エ)六波羅蜜寺
京都・観光文化検定験 第11回 3級 第27問
【正解】
(ウ)神護寺
丸暗記しましょう!
神護寺は、伝源頼朝像、伝平重盛像、伝藤原光能像を所有する。
神護寺は「絹本著色伝源頼朝像、絹本著色伝平重盛像、絹本著色伝藤原光能像」三つの肖像画を所有し、1951年に国宝に指定されました。
伝頼朝像、伝重盛像は京都国立博物館、伝藤原光能像は東京国立博物館にそれぞれ寄託されています。
毎年5月1日から5日に開かれる神護寺の曝涼(虫干し)展では、伝源頼朝像、伝重盛像の2像は神護寺に里帰りし一般公開されます。伝藤原光能能像も、東博の常設展などで、定期的に公開されています。
《伝源頼朝像》
《伝平重盛像》
《伝藤原光能像》
【神護寺 概略】
京都市街の北西、愛宕山(924メートル)山系の高雄山の中腹に位置する山岳寺院で、紅葉の名所として知られる。清滝川に架かる高雄橋から長い参道を歩いた先の山中に金堂、多宝塔、大師堂などの堂宇が建つ。神護寺は空海が東寺や高野山の経営に当たる前に一時住した寺であり、最澄もここで法華経の講義をしたことがあるなど、日本仏教史上重要な寺院である。
(出典元ウィキペディア)
【アクセス】JR京都駅、地下鉄烏丸線京都駅からJRバス「高雄・京北線」で約50分
「山城高雄」下車、徒歩約20分
阪急京都線烏丸駅、地下鉄烏丸線四条駅から市バス8号系統で約45分、
「高雄」下車、徒歩約20分
【所在地】京都市右京区梅ヶ畑高雄町5
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