【問題】茶道三千家のなかで、武者小路千家の代表的な茶室は、( )である。
(ア)今日庵
(イ)不審庵
(ウ)官休庵
(エ)燕庵
京都・観光文化検定試験 第10回 3級 第34問
【正解】
(ウ)官休庵
丸暗記しましょう!
茶道三千家のなかで、武者小路千家の代表的な茶室は、「官休庵」である。
【武者小路千家】
茶道流派の一つ。
千利休からの家督を継いだ本家の表千家に対し、分家である武者小路千家と裏千家と併せて、三千家といわれます。
官休庵(かんきゅうあん)
現在では、
(1)武者小路千家の茶室を指す場合と
(2)財団法人官休庵を指す場合があります。
宗家は京都市上京区武者小路通り小川東入にあり、この所在地が武者小路千家の名の由来になっているそうです。
官休庵は、何度か焼失してそのたびに復興されてきました。現在の建物は、1926年に12代目によって建てられたものです。
中は見学できませんが、茶室・造園(茶庭)・建築(数寄屋造り)のみ予約可能だそうです。
■官休庵の拝観予約
現在の官休庵は1926年に再建されたものであるが,一翁が創立したときの形式がそのまま踏襲されていると伝えられています。
内部は一畳台目半板,
すなわち1畳の客畳と点前座との間に幅5寸の板畳(幅1尺4寸(約42cm)の中板より狭いので特に半板と呼ばれる)を入れ,
主客の間に少しゆとりを与えた間取りに大きな特色があります、
■関連過去問と解説はこちらをご覧ください
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■代表的な茶室が不審庵の茶道は?京都検定第14回3級過去問!
■武者小路千家にある代表的な茶室は?京都検定第12回3級過去問!
【アクセス】
地下鉄烏丸線 今出川駅下車6番出口より徒歩約10分
【所在地】
京都市上京区武者小路通小川東入613